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2018.06.10

180610 スマホ、iPhone用の地図ソフトGeographica(ジオグラフィカ)

Screenshot_20180610043840Screenshot_20180610063729 アンドロイドやiPhoneの普及でスマホを利用する方が増えています。
 それに伴い、携帯では出来なかったGPS機能を使った地図をいつでも何処でも見られるようになりました。
 関西ハイク山友会の会員の中でも「地図ロイド」+「山旅ロガー」を使って、山行中に現在地を確認したりして、例会山行でもこれまでと違った楽しみかたをする方が増えているようです。

 きよもりの場合は、専用のGPS機器(Garmin OREGON650TCJ)を使っているので、スマホで地図を見る機会はほとんどありませんでした。
 スマホの性能が上がっているので、スマホの地図を使った軌跡管理をすればよいのでしょうが、現在地の確認や歩行軌跡の記録だけではなく、山行計画を作るとき必須の予定ルートデータを山行前に落としておかないと意味がありません。

 予定ルートデータの作成は、パソコンのカシミール3Dでマウスを利用して予定コースを忠実にクリックしながら作成しますが、同じことをスマホでやるのはよほど馴れないと難しいでしょう。
 パソコンで作った予定ルートのデータ(GPXファイル)をパソコンに接続したGarminに転送すると、GPS機器で予定ルートやウエイポイントが表示できます。
 実際の山行ではこの予定ルートと、歩行軌跡が両方表示されるので、コースを外れたりするとすぐに気が付きますので、初めて歩くルートでは非常に心強い武器になっています。

 さて、現在Garminでやっている手法を何とかスマホででも出来ないものでしょうか。
 二週間前の例会で最近娘さんに買ってもらったと新しいiPhoneを持ってこられたTKUさんから、折角のスマホだから、地図を表示させて、できれば予定ルートも落としてから歩きたい、と相談を受けたのがきっかけで、本腰を入れて調べてみました。

 以下は試行錯誤の経過です。
1.「地図ロイド」+「山旅ロガー」はアンドロイドでは使えるが、iPhoneでは動作しない。
  iPhone用の地図ソフトもあるが、アンドロイドのきよもりの方では使えない。

2.先週の下見の折り、同行のHMDさんからも同様の相談を受け、湖西線の車中で検索したら、「Geographica(ジオグラフィカ)」という地図ソフトがあり、これはiPhouneにもアンドロイドでも使えることが判明。

3.下見から帰宅後、自分のスマホにも「ジオグラフィカ」をダウンロードして、画面を確認。
 このアプリ(ソフトウェア)は事前に地図を落としておけば、GPSが使えない状態でも地図だけを表示できるので、使い方によってはバッテリーが長持ちする。

4.パソコンで「ジオグラフィカ」作者のHPを見ると、かなり詳しくアプリの特徴やダウンロード方法が書かれています。
 http://geographica.biz/

5.このアプリが他の地図アプリと大きく異なるのは、説明書や、HP(Facebook)が非常に充実していることです。
 以下にマニュアルやFacebookの紹介を引用します。
 スマホアプリには珍しく、紙に印刷して使うマニュアルがあります。
・『スマホGPSと読図の基礎』
 http://geographica.biz/tmp/gps_and_map.pdf
 PDFビューアで小冊子印刷をして携行するのをおすすめします。
・12ページの簡易版も作りました。
 http://geographica.biz/tmp/geographica_easy_use.pdf
 PDFビューアで小冊子印刷をすれば紙3枚でA5の冊子になります。

・アプリ内のヘルプやfacebookページでの情報発信など、さまざまな手段で使い方を案内してます。
 facebookで発信した情報のリストはコチラ。
 https://www.facebook.com/geographica.iphone/posts/904102326349127

6.マニュアルを印刷して、画面と見比べながら使ってみると、動作も軽く、メニューも判りやすいので、歩行軌跡(トラック)の記録はワンボタンで開始できます。
 ウエイポイント(マーカー)も簡単に追加できます。
 ただし、ここまでは「山旅ロガー」など他のアプリと大差はありません。

7.ジオグラフィカの地図に山行前に作成した予定ルートを送るには、メールやブログに貼り付けたGPXファイルをスマホ側でダウンロードする必要があります。
 パソコンならマウスの右ボタンに「名前を付けてリンク先を保存」や「ダウンロード」という選択項目があって、GPXファイルとして取り込むのは簡単です。
 しかし、スマホではマウスが使えないので、リンクファイルをタップするか、ダブルタップするしかありません。
 この辺りの動作がスマホによってかなりまちまちで、試行錯誤の末、何とかスマホに取り込む手順を習得しました。

8.ジオグラフィカのメニューには「ファイル」のタブの下に「トラック」と「マーカー」があります。
 「トラック」はカシミール3Dで作成した「予定ルートデータ」、「マーカー」は「ウエイポイント」のことです。
 前記のパソコンのリンクや添付ファイルからの取込が成功すると、スマホに「ジオグラフィカ」がインストールされていれば、「Geografica」で開くという選択画面になるので、スマホのジオグラフィカの「ファイル」→「トラック」、「マーカー」には、自動的にダウンロードした予定ルートやウエイポイントが表示されます。
 あとは「トラック(予定ルート)」や「マーカー(ウエイポイント)」を地図上に表示させるよう✓(チェック)を入れると、地図上に予定ルートやウエイポイントがパソコンのカシミール3Dと同様にきれいに表示されます。

9.「トラック」の線の色や太さは「ファイル」→「トラック」で自由に変更可能です。
 同様に「マーカー」の表示も初期値では◇で大きいので、説明書をよく読むと「マーカー名の先頭の一文字を好みの絵文字に変えれば、その絵文字が地図上に表示される」とあるので、あまり大きくない青色の ・(全角の中黒)に変更しました。
 この変更作業はマーカーごとに処理しなければいけないので面倒ですが、変更すると、冒頭の写真で見るとおり ・ の上に小さな文字でマーカー名が表示されるので、初期値の◇ではマークしか出ないのと違って、非常に使い勝手がよくなります。

 以下の10、11は、パソコンのカシミール3Dで計画を作る際の前準備ですから、スマホでジオグラフィカを使うだけの方にはあまり関係ありません。
10.最後にパソコンのカシミール3DからGarminのGPSに予定ルートや、トラック、ウエイポイントを転送するときには、カシミール3Dで「編集」→「GPSデータ編集」から必要な「ルート」「トラック」「ウエイポイント」を指定して、「通信」→「GPSへアップロード」で一括して送信できますが、スマホへ送る場合は注意が必要です。
 カシミール3Dで予定ルートを作成したら、作成した「ルート」をマウスで選択して、右ボタンで「ファイルへの書き出し」を選んで、デスクトップなどに「180617_TyoishiMiti.gpx」といったファイル名で保存します。
 
11.ウエイポイントは複数あるので、同じ手順ではファイルを作成できません。
 前述の「編集」→「GPSデータ編集」から「ウエイポイント」を開き、予定ルートで作成したウエイポイントをマウスの範囲指定、またはCtrl+左ボタンで全て指定します。
 この時、ウエイポイントがバラバラだと指定するのが面倒なので、「予定ルート」を作成した日付順に並べればマウスで簡単に範囲指定できます。
 転送したいウエイポイントを指定した状態から、「ファイル」→「選択したGPSデータの書き出し」を選びます。
 ファイル名を入れるよう指示されるので、予定ルートの書き出しと同じようにデスクトップなどに「180617_P_TyoishiMiti.gpx」といったファイル名で保存します。予定ルートのファイル名との関連が判るような名前を付けておいた方があとで整理しやすいです。

 以上1~11の流れがようやく理解できましたから、今後はスマホでの利用も並行して挑戦してみたいと思います。
 興味のある方は、6月17日(日)に予定している第1332回例会 高野山「町石道・九度山から紀伊細川」の予定ルートとウエイポイントのデータを添付しておきますので、挑戦してみて下さい。
 もちろんその前にGeographicaをインストールする必要があります。
【6月17日の予定ルートデータ(予定トラック)】
「180617_TyoishiMiti1_KudoYama_KiiHosokawa.gpx」をダウンロード
 http://morii3.cocolog-nifty.com/sanpo/files/180617_TyoishiMiti1_KudoYama_KiiHosokawa.gpx
【6月17日のウエイポイント(マーカー)】
「180617_P_TyoishiMiti1_KudoYama_KiiHosokawa.gpx」をダウンロード
 http://morii3.cocolog-nifty.com/sanpo/files/180617_P_TyoishiMiti1_KudoYama_KiiHosokawa.gpx

Posted on 6月 10, 2018 at 11:31 午後 |

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