150329 春の花Ⅳ:アーモンドと辛夷(コブシ)
昨日は暖かい好天気だったので、甲子園へ近江高校応援の帰路、青木(オウギ)で降りて「東水環境センター」のアーモンドの花を見に行きました。東水環境センターというのは神戸市の下水処理場のひとつですが、海沿いの運河に沿って、遊歩道が設置され100本あまりのアーモンド並木になっています。
無粋な下水処理場に市民解放の花の並木を作るというのは粋な計らいだと感心します。
アーモンドの花は桜よりかなり大きく桃の花のように少しピンクかかって、ほのかに甘い香りがしますから、もっと注目されてもよいように思います。
毎年3月下旬頃に満開を迎えるそうですから、お奨めです。阪神の青木から15分、魚崎からも15分です。
アーモンドですから当然アーモンドの実がなるのでしょうから、そのナッツをどのように処理されるのか気になりますね。
気になったので更に検索してみました。
「アーモンド並木が誕生するまで」
このアーモンド並木は阪神淡路大震災復興のシンボルとして、処理場の建設と平行して2001年から植樹されたんだそうです。
そして、8月には熟したアーモンドの実を地元の子供達を招待して収穫しているそうですから、ご安心下さい。
今日は関西ハイク山友会の例会が雨の為中止になりました。
朝から小雨が降っていて中止は正解でしたが、午後には雨も上がったので三宮へ出掛けました。
桜はまだ3分咲き程度でしたが、駅前の交番の前に花をいっぱい付けたタムシバが咲いていて、樹下まで見に行きました。
でも花をよく見ると萼のすぐ下に小さな葉が1枚付いているのでこれはタムシバでは無く辛夷のようです。
そういえば、タムシバの花びらはもう少し花弁がねじれているように思います。
神戸の市街地にはタムシバの植樹は多いのですが辛夷は珍しいです。
Posted on 3月 29, 2015 at 10:32 午後 | Permalink
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