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2014.08.25

140825 『遊歩大全』

140825_yuhotaizen20140825_0542021 2週間前、東灘図書館で偶然返却済本の棚にヤマケイ文庫の超厚本「遊歩大全」があったので、ゆっくり読む機会なので即借りてきました。
 以前から書店の山の本コーナーに置いてあるのは知っていたし、買いかけたこともありましたが、2200円もするので、手が出ませんでした。

 図書館で借りてきて合間合間に読み、ようやく120ページ位読みましたが、974ページもあるからとても貸出期間中には読み終えません。

 中身は著者の数十年に及ぶアウトドア経験を元にした登山に関する百科全書で、この本の存在は大学時代から知っていましたが、当時は堅表紙の本だったので貧乏学生にはとても買えず、人の書いた山岳百科事典なんか必要ない、と負け惜しみを言って諦めていました。
 今回改めて読み始めると、登山の解説書と言うよりは著者コリン・フレッチャーのアウトドア、ウオーキングに対する姿勢やポリシーが随所に記述されていて、読み物としても非常に面白いと感銘を受けました。
 もちろん山の道具の解説や価格、メーカー名は執筆された40年前とは様変わりで参考にならないかも知れませんが、利用方法や道具選択時のポイントなどは今も昔も全く同じで、たとえば衣類はウールが最高というきよもりの信念も同様の記述があってうれしかったです。

 ということで、図書館では読み切れないので、hontoの通販でフィルムコート(120円)をしてもらって購入しました。
 これで折に触れて拾い読みできるから楽しみです。

【ヤマケイ文庫の解説】引用
遊歩大全
著者 コリン・フレッチャー著/芦沢一洋訳
発売日 2012.12.07発売
販売価格 本体2,200円+税

アウトドア・ウォーカーのバイブル。時代を超えて「ウィルダネスを歩き、夜を過ごし、大自然を素肌に感じながら生きる歓び」を語りかける。
復刊リクエストに応え、幻の名著をヤマケイ文庫にラインナップ!
品種 書籍
商品ID 2812047520
ISBN 9784635047524
ページ数 976
判型 文庫判

商品詳細

復刊リクエストに応え、幻の名著をヤマケイ文庫で復刻!
1978年に刊行された『遊歩大全』は、アメリカのバックパッキングを日本に紹介し、アウトドア・ブームの中で「バックパッカーのバイブル」と言われた名著。
特にアウトドア・ファンの間では幻の名著です。 『遊歩大全』の原著はコリン・フレチャー著"The New Complete Walker"。
コリン・フレチャーは、カリフォルニア・ウォーク(1958)、グランド・キャニオン・ウォーク(1963)などのウィルダネスの長距離徒歩旅行を通して、
人と自然の共生を訴えたバックパッキングの精神的ゴッドファーザーと言われる存在。
エコロジーや人類存在の在り方へと思索を巡らす姿勢は、70年代、ベトナム戦争で疲弊したアメリカの若者たちの心を捉え、
単に歩くという行為だけではない新しいライフスタイルを生み出した。

1968年、コリン・フレッチャーは、自らの経験をもとにウィルダネスを歩くための百科事典とも言える大著"The Complete Walker"を発刊、
膨大な用具や技術解説で世を驚かせた。 "The New Complete Walker"はこの"The Complete Walker"の第2版で1974年刊、
これを翻訳、『遊歩大全』(1978年/森林書房発行・山と溪谷社発売)として日本に紹介したのが、アウトドア文化の伝道者として知られる芦沢一洋。

発刊当時は、入門書また用具カタログとして大ブームとなったが、『遊歩大全』を手にした若者たちの心を捉えたのは、
ウィルダネスを歩き、山野で夜を過ごし、大自然を素肌に感じながら生きる精神だった。 本書は当時のアウトドアの概念や、
バックパッキングの思潮を知るための文献として貴重なばかりでなく、コリン・フレチャーの思索的な自然観は現代に通じるところも多い。
また訳者・芦沢一洋がアウトドアに関する深い造詣をもって、著者コリン・フレッチャーの思想を日本に紹介した名訳も他にかえがたい価値をもつ。
今回、文庫化にあたってはその価値を重んじ、750ページにおよぶ原本の文章を忠実に復刻。

文庫版976ページという圧倒的ボリュームはコレクターズ・アイテムとしての魅力をもあわせ持っている。

担当編集者より
『遊歩大全』文庫化にあたって、心がけたのは原著のテイストを生かすことです。

多くのリクエストに応えての復刊ですから当然ではありますが、判型、ページ数の制限とレイアウトデザインの兼ね合いはやりがいのある仕事でした。
苦労した甲斐があり、手に取っていただければわかる、ちょっといい感じの文庫本ができました。

なお、情報などはすべて初版時(1978年)のままの掲載ですが、メーカーやブランド名についてはインターネット検索をおすすめします。
ヒストリーページが充実したメーカーが多いので、思わぬ発見ができます。
例のスティフンスンの当時のカタログも見つかります。
(編集担当 米山芳樹)

Posted on 8月 25, 2014 at 06:03 午前 |

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