140816 山行記録:8/6 北アルプス「栂池自然園散策」
東京から合流する娘達の五人グループの到着までたっぷり時間があるので、足慣らしも兼ねて栂池山荘横に広がる「栂池自然園」を一番奥の展望湿原まで約5時間もかけて散策しました。
「栂池自然園」は昔からある栂池ヒュッテの西側に広大な面積で広がる高山植物の宝庫です。
園内には数百種の植物がありますが、今の時期はワタスゲ、ニッコウキスゲ、チンぐるまなど種類も彩りも豊富で見応えがありました。
数百枚の写真を撮りましたから、おそらく30種類以上の花が写っていると思いますが、名前を確認するだけでも一仕事ですから、公開はまだまだ先になると思いますのでご了解下さい。
【山行記録】
北アルプス「栂池自然園散策」
日 時:平成26年8月6日(水) 11:27~16:06
参加者:1名/きよもり
コース:
栂池山荘―風穴―楠川―浮島湿原―ヤセ尾根下―展望台―展望湿原―銀命水―浮島湿原―楠川―栂池山荘
レベル:一般向き (展望湿原コースまでの周遊は3時間半程度の時間がかかる)
地 図:25000分の1「白馬岳」
断面図、GPSの歩行ルート図
行 程:約5.7km 所要時間:4時間39分(歩行時間:9時間08分、昼食:35分)、天候:曇り一時小雨、気温:23℃→18℃→19℃→20℃
長野駅東口7:20=アルピコバス1900円=9:53栂池高原10:10=栂池ゴンドラリフト・ロープウエイ1920円=10:45栂池高原―10:55栂池山荘(荷物預け)
栂池自然園入口(1850m、23℃)11:27―風穴(1860m、18℃)11:58―楠川(1840m)12:24―浮島湿原(1900m、左折19℃)12:54―ヤセ尾根下(1970m)13:17―展望台(2020m、昼食、20℃)13:40~14:15―展望湿原(2000m)14:25―モウセン池(1970m)14:53―銀命水(1930m)15:09―浮島湿原(1900m)15:18―楠川(1840m、左折)15:34―栂池自然園入口(1850m、SKEグループと会う)16:06
個人装備:昼食、飲み物、雨具、スパッツ、ストック、手袋、ヘッドランプ/楠川より先は登山服装が必要
費 用:自然園入園料300円/栂池山荘宿泊なので入場券をいただきました。
【MAP】
HPで公開されている自然園の案内図と、栂池山荘でいただいた案内図です。
【写真】0902 写真をPicasa3にアップしました
写真は234枚あります。
花の種類は35種類くらいあります。
![]() |
140806 栂池自然園 |
【Youtubeのフォトムービー】
中間に鶯の鳴き声を挟んで再生時間は14分02秒になります。
BGMは甘茶の音楽工房 から「八月の青い空」と「アイリッシュの風」を使わせていただきました。
【地図】
断面図
GPSの歩行ルート図
GPSの軌跡データ
「140806T_TugaikeShizenen.gpx」をダウンロード
【花名メモ】約35種(見かけた順)
入口~風穴
オニシモツケ(鬼下野)、ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)、オニシオガマ(鬼塩釜)、ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)、モミジカラマツ(紅葉唐松)、クルマユリ(車百合)、オタカラコウ(雄宝香)、ワタスゲ(綿菅)、キヌガサソウ(衣笠草)、シラビソ(白檜曽)、ダケカンバ(岳樺)、シラカンバ(白樺)、ナナカマド(七竈)
風穴~楠川
ニッコウキスゲ(日光黄萓)、チングルマ(稚児車・実)
楠川~浮島湿原
ゴゼンタチバナ(御前橘)、ウサギギク(兎菊)、サンカヨウ(山荷葉)、イブキトラノオ(伊吹虎の尾)、ニッコウキスゲ(日光黄萓)・
ヤセ尾根下~展望台
イワオウギ (岩黄蓍)、ハクサンオミナエシ(白山女郎花)、クロトウヒレン(黒唐飛廉)、ミソガワソウ(味噌川草)、オオバギボウシ(大葉擬宝珠)、シナノサイコ(信濃柴胡)、シモツケソウ(下野草)、ホツツジ(穂躑躅)、ヤマハハコ(山母子)
展望湿原~モウセン池
コイワカガミ(小岩鏡)、ハクサンコザクラ(白山小桜)、チングルマ(稚児車・花)、ミヤマツボスミレ(深山坪菫)、モミジカラマツ(紅葉唐松)・、オガラバナ(麻幹花)、ゴゼンタチバナ(御前橘)・、キバナシャクナゲ(石楠花)、イワイチョウ(岩銀杏)、ウラジロタデ (裏白蓼)
モウセン池~楠川
ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)・、オニシオガマ(鬼塩釜)・、ミソガワソウ(味噌川草)・、エンレイソウ(延齢草)
楠川~入口
オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)
Posted on 8月 16, 2014 at 10:23 午前 | Permalink
コメント