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2010.06.07

100607 6月13日、はやぶさ、地球に帰還へ

100607_hayabusa 昨日、JNKさんのたっての希望で、中之島の大阪市立科学館で11月28日まで延長公開している「HAYABUSA」の全天周映画を見に行きました。
 昨年6月に続いて2回目ですが、7年間に及ぶHAYABUSAの孤独でけなげな宇宙一人ぽっちの航行は何度見ても泣けます。

 今日の日経新聞電子版で開発の背景からスタッフの苦労話まで詳しく記載されていましたので、引用させていただきます。

 全天周映画「HAYABUSA」は現在、北海道から、東北、関東、中部を中心に全国17箇所で上映されていますので、機会があればぜひご覧下さい。
 大阪市立科学館での観客数は延べで5万人を越したと書かれていましたが、一日一回300人程度しか入れないプラネタリウムドームですから、一年余りの数字としてはこの程度でしょうが、意外に見ている方はまだ少ないのですね。
 ドーム型天井に投影しますのでプラネタリウムなどの設備がないと上映できないのが、観客数や上映館が少ない理由です。

 6月13日にカプセル帰参になれば、またNHKなどのTVでも話題になるでしょうし、この映画もBSなどで放映される可能性もありますが、全天周映画を家庭で放映するのは難しいのでせめて3DTVで見たいですね。

【日経新聞電子版】記事引用
はやぶさ、地球に帰還へ 太陽系の起源を探査 2010/6/5 22:08  ニュースソース 日本経済新聞 電子版

 7年間も宇宙空間を旅していた小惑星探査機「はやぶさ」が13日、地球に戻ってくる。地上との交信が一時途絶えるなど幾多のトラブルを乗り切り、「イトカワ」という小惑星で回収したサンプルを持ち帰る。無事に地球へ帰還できれば、太陽系が誕生した起源の解明などに貢献すると期待される。

 3日正午、宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス(相模原市)にある運用管制室。はやぶさの運行を示すモニターを食い入るように見つめていたJAXA月・惑星探査プログラムグループの西山和孝准教授が左手の親指を突き出した瞬間、大きな拍手が起きた。

 地球帰還に向けてはやぶさは4回、イオンエンジンを燃焼して軌道を変更する。今回は3回目で5日に終了したが、エンジン燃焼の開始は地球帰還を確実にする大きな節目だった。JAXAの川口淳一郎・はやぶさプロジェクトマネージャは「(エンジンは)何度もつけたり消したりしたが、これほど緊張したことはなかった」と語った。

 はやぶさは2003年5月にΜ―5ロケットで内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から打ち上げられた。地球の周りを回りながら、火星の軌道の外側と地球の内側の軌道を周回するイトカワに向かった。地球から約3億キロメートル離れた地点で着陸。着陸時の衝撃で舞い上がったほこりを探査機の内部にあるカプセルに詰め込んだ。カプセルの大きさは直径40センチ高さ20センチで、小惑星を作る鉱物や表面にあるガスが入ったとされる。

 JAXA月・惑星探査プログラムグループの吉川真准教授は「月以外の太陽系天体を探査して戻ってきた事例は実は少ない」と説明する。これまで成功したのは彗星(すいせい)のちりを集めた米のスターダスト計画や、太陽から出る原子を捕まえた米ジェネシス計画だけ。いずれも天体に着陸していない。小惑星とはいえ着陸に成功し地球に戻るのは世界で初めてだ。

 しかし、地球への帰還に向けた道のりは平たんではなかった。地上との通信が断絶したり、ほとんどのエンジンが故障したりして満身創痍(そうい)の状況。当初4年だった飛行計画は7年に延びた。それでも、これまでの軌道修正でようやく地球から約400万キロメートル離れた地点まで来た。9日に最後の軌道修正をして、大気圏に突入する前にカプセルを放出。オーストラリアの南オーストラリア州ウーメラ地区に落下する計画だ。カプセルは回収後に航空機で日本に運ばれ、厳重管理のもとで開封。成分の分析に取りかかる計画だ。

 吉川准教授は、ほこりなどの分析が「太陽系の起源や生命の誕生の解明に役立つ」と解説する。約46億年前に宇宙空間のガスが集まって太陽ができ、地球をはじめとした惑星ができたとされる。地球は誕生後、海や陸、中央部はマグマなどの物質がどろどろに混ざり、初期の情報を知る手掛かりは少ない。一方、小惑星はできたときの状態がそのまま残る。太陽系ができた当初、どんな成分が多かったのか。また有機物質が調べられれば生命をつくる元の物質について分かる可能性があるという。

 はやぶさの飛行は太陽系惑星を往復する長距離飛行の技術を実証する目的もある。はやぶさの総飛行距離は約50億キロメートル。地球が太陽の周りを5周するのと同じくらいの距離になる。「地球スイングバイ」という地球の重力を利用して加速する手法を使ったほか、燃料を節約するためにイオンエンジンを採用した。エンジンは電子レンジと同じマイクロ波でプラズマを発生し電荷を帯びたイオンを放出して前に進む。プラズマのエネルギーは太陽光を使うので探査機は小型になる。高温ガスを噴射する化学エンジンより推進力は小さいものの、長時間かけて少しずつ加速できる。

 はやぶさプロジェクトは宇宙探査の本家である米国にも影響を与えたようだ。700億~800億円かけて小惑星のサンプルを持ち帰るプロジェクトが計画されているという。日本もはやぶさ2の計画を4、5年後に実施できるよう進める。今年は日本初の金星探査機「あかつき」が5月に旅立ったばかり。惑星を巡る動きは活発になっている。(新井重徳)

Posted on 6月 7, 2010 at 12:10 午後 |

コメント

中さん、コメント有り難うございます。
先日は同行させていただき有り難うございました。
今朝方、ようやく写真の整理を終えて、記事の方に追加しました。
http://morii3.cocolog-nifty.com/sanpo/2010/06/100606-65-60f2.html

新ハイキング関西の参加メンバーの方はどなたも健脚揃いで、いつも感心しています。
きよもりが月一回お世話している山仲間の参加メンバーも年齢的にはそれほど差がないのですが、本人も含め年々経年劣化で、ロングコースやハードなルートは避けるようにしていますので、新ハイの皆さんの壮健さがうらやましいです。

それでも、大勢の方を引率するリーダーの方の気苦労や準備は大変だと思います。
新リーダーとして、ますますのご活躍を期待しております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

投稿: きよもり | 2010/06/08 12:14:09

tknさん、お久し振りです。
HAYABUSAに関しては、きよもりよりもJNKの方が入れ込んでいますので、こちらのページにはカウントダウンもあって、盛り上がりはJAXA以上ですから、喜ぶでしょう。
ありがとうございます。

投稿: きよもり | 2010/06/08 12:04:27

今晩は、新ハイキング関西メンバーの中です。HPから貴方様のブログを拝見し内容の奥深さにびっくりしています。お話していましたように明日入院しまして予定では金曜か土曜には退院と思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 中 照行 | 2010/06/07 22:12:32

tknです。ご無沙汰しております。
こちらも御覧くださいませ!
http://www.nec.co.jp/ad/hayabusa/

投稿: tkn | 2010/06/07 21:00:47

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