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2010.05.21

100521-2 H2A打ち上げ成功 「あかつき」分離、宇宙ヨット「IKAROS(イカロス)」も

100521_h2a また、おじゃま虫さんネタですみません。
 H2Aロケットは記事によると11回連続で打ち上げ成功とのことですから、成功が当然でニュースバリューがなくなってきているようです。
 でも、記事を読んでいて、イカロスというロマンチックな名前と宇宙ヨットという文字に引かれて、調べてみました。

 宇宙ヨット「イカロス」は名前通り、帆を張って推進力を得る仕組みだそうですが、もちろん宇宙には風なんか吹いていないので、推進のエネルギー源は太陽の光圧なんだそうです。
 最近読んだダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」には、人の祈りとか願いの意識はエネルギー源になるという研究が取り上げられていますから、光もエネルギー波として動力源になるのですね。普通なら太陽熱発電でと考えるところですが、光の圧力をエネルギーにして発電、推進力、軌道修正の実験をする予定だそうです。
 6月に帰ってくる「はやぶさ」にしてもこの「イカロス」にしても、ネーミングだけで何となく親しみが湧くのは、研究者の熱い想いが呼称にも現われているのではないでしょうか。
 その点、「H2A」というのはあだち充の漫画みたいで単純すぎて親しみが湧きません。

【記事引用】
H2A、打ち上げ成功 「あかつき」分離  2010/5/21 7:27 日本経済新聞
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は21日午前6時58分、日本初の金星探査機「あかつき」などを載せた主力ロケット「H2A」17号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。打ち上げから27分後にあかつきを無事に分離し、打ち上げは成功した。
 今回の打ち上げはあかつきのほか、太陽光を受けて飛行する宇宙ヨット「IKAROS(イカロス)」と鹿児島大学などの小型衛星4基も同時に搭載されていた。
 H2Aは今回で11回連続の打ち上げに成功。成功率は93.8%から94.1%になった。

【JAXAのHP引用】
JAXAイカロスミッション概要
Ikaros太陽の力で推進する宇宙ヨット
ソーラーセイル(太陽帆)は、超薄膜の帆を広げ太陽光圧を受けて進む宇宙船です。ソーラー電力セイルは、帆の一部に薄膜の太陽電池を貼り付けて大電力発電を同時に行います。この電力を用いて高性能イオンエンジンを駆動することで、ハイブリッド推進を実現し、効率的で柔軟なミッションが可能となります。小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」(IKAROS = Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun)では、帆だけで宇宙空間を航行できること及び薄膜太陽電池で発電できることの世界初の実証をめざします。IKAROSは、H-IIAロケットによって金星探査機「あかつき」と相乗りで打ち上げられる予定です。

Ikaros_sequence_l広くて薄くて丈夫なソーラーセイル
ソーラーセイルは、太陽光を十分に受けることができれば、燃料を消費することなく、宇宙空間を進むことができます。このアイデアは100年程前からありましたが、帆の素材や展開方式など非常に難しく、近年になりやっと実用化の見通しがついてきました。IKAROSの帆は対角線の長さが20mもある正方形で、厚さはわずか0.0075mmのポリイミド樹脂です。帆の膜面には、薄膜太陽電池だけでなく、姿勢制御デバイスや理学観測用センサも搭載されています。この薄くて軽いソーラーセイルの膜面は、IKAROSの機体をスピンさせて、その遠心力によって膜面を展開し、展張状態が維持されます。膜面先端には、おもりが取り付けられていて、膜面の展開・展張をサポートします。展開は2段階に分けられ、本体側面に搭載された展開機構によって1段階目は準静的に、2段階目は動的に展開します。この展開方式は、ブーム等の支柱を用いないため比較的軽量で、膜面が大型化しても適用することが可能です。

Posted on 5月 21, 2010 at 09:57 午前 |

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