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2008.07.03

080703 白血球を使用した癌治療

080703_worldwired_hayakawabunko例によって今日の/.JPからの引用です。
白血球を使用した癌治療が臨床試験段階に

癌の治療は今のところ患部を除去する範囲から抜けていないように思いますが、この記事によると抗体を持つ白血球を患者の血液中に輸血することで、癌細胞を抹殺するという治療法のようです。

医学的な知識も入院の経験もないので素人考えですが、この記事を読んでいて、40年も前の映画「ミクロの決死圏」を思い出しましたが、同時にいま読んでいるハヤカワ文庫SFのサイボーグ士官ジェニー・ケイシー3部作「HAMMERED」「SCARDOWN」「WORLDWIRED」(エリザベス・ベア作)を思い出します。
この文庫はかなり厚手ですが、SF的要素がてんこ盛りでざっとあげただけでも
宇宙エレベーター、恒星間宇宙船、ガンダムにも出てくる人為的な小惑星の地球衝突、世界規模で意識コントロールできるバーチャル人格、異星人とのコンタクト、等々アニメのガンダムも真っ青の要素がびっしり詰まっています。
いま最終巻の真ん中辺りですから、これから異星人とのコンタクトに挑戦するところで盛り上がっています。
この本の中身をあまり書くとネタバレになりますので、興味のある方は3冊3千円弱の投資をしていただくか、来週以降ならきよもりに本を回すようご依頼下さい。

この本の中で最も大きなキーになるのが「微少ロボット」です。これは人の体内に注入されることによって、患部の治療はもちろん、意識能力の強化やいわゆるテレパシー能力さえ付加させることが出来るオールマイティのスペードのAです。
本を読んでいて、こんなものがあれば病気や怪我の治療には画期的だけど、あくまでもSFの中だけの話と思っていました。「ミクロの決死圏」でも医者や科学者を細胞レベルまで微少化することで患者の患部を治療する話ですが、面白い反面、こんなことが出来るわけ無いと半身に構えながら見ていました。

でも、この記事の内容を見る限り、これは絵空事ではなくて、既にネズミでの臨床実験が成功し実用化に近づいていると云うことですから、素晴らしいと思います。
そういえば、胃カメラの代わりにカプセル型の飲み込むカメラも実用化されているのですね。これは想像の延長線でしたから、あまり驚きませんでしたが、普及はまだ遅れているようです。

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白血球を使用した癌治療が臨床試験段階に
nabeshin による 2008年07月02日 14:49 の掲載 (医療)
がん治療最前線 部門より
http://slashdot.jp/article.pl?sid=08/07/02/0323217
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capra 曰く、
白血球の顆粒球を使用した癌治療が臨床試験段階に入るとのことです(scientificblogging.com、本家記事)。マウスを使った実験では、癌に耐性を持つマウスから採取された顆粒球を癌のマウスに輸血することで、癌を根絶できることが分かっています。研究を率いているZheng Cui氏曰く、マウスでは進行の速いタイプの大きな悪性腫瘍も根絶することができたので、人間でも同じ効果がでることを期待しているとのことです。さらに、研究では健康な人間の顆粒球の抗癌作用はマウスよりさらに強いことが示唆されているとのこと。なお、臨床実験では500人の健康なドナーの中から白血球の抗癌作用が高い100人をスクリーニングし、癌患者にその顆粒球を輸血するというかたちで行われるそうです。

Posted on 7月 3, 2008 at 12:45 午後 |

コメント

微少ロボットは体外からコントロールできるし、自らも意志に近いものを持って他の微少ロボットとの共同作業さえこなします。でもこれは小説の話

抗体白血球は恐らく事前に患者の病原体との対応力を慎重に検査してから注入されるのでしょうが、おっしゃるような合併症まで果たして事前検査できるのでしょうか。
カミさんも腎不全と膀胱癌の合併症で治療の道を閉ざされたのが原因で亡くなりましたから、医療とは難しいもので、本人の体力と回復に対する意欲までもが治癒を左右するものだとその時初めて納得しました。

投稿: きよもり | 2008/07/03 17:54:02

映画「ミクロの決死圏」1966年でミクロ化して手術をする映画がありました。
でも、人間の体は千差万別でしかも複雑ときています。
感染症、合併症、血管壁のコレステロールが剥がれて脳の血管を塞ぐ脳梗塞や、肺に入って肺炎を起こしたりで一筋縄ではいきません。病気から解放されて天寿を全うできる日が来るのでしょうか?

投稿: おじゃま虫 | 2008/07/03 15:59:37

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