« 080523 格差拡がる MS-IME vs ATOK | トップページ | 080523-3 父の日 »

2008.05.23

080523-2 デジカメ用のGPSチップ

今日の/.JPにデジタル・カメラ向け、1mA消費のGPSチップ
という記事があります。
 山での歩行データの記録はGarmin GPS60CSxで簡単に正確に落とせますが、別途写しているデジカメの写真と位置情報をキーにリンクさせることは、MTNさんにお聞きすると現状ではかなり高機能なデジカメ、例えばリコー RDC-i700 model G(208,000円)などにしかできないのだそうです。
デジカメとGPSのトラックデータをリンクさせるには両方に共通して記録させている時間情報をキーにして、カシミール3Dのプラグインを使ってデジカメの写真データに位置情報を追記させます。
きよもりが2、3回挑戦した状況では、手間はかかりますが時計さえ合っておれば、正確に位置情報を記録できます。ただ、現時点では地図情報から写真を表示する形なので、出来れば、写真から地図や記録にリンクできた方がよいような気がして、最近はあまり使っていません。

今回のニュースではデジカメの写真データ自体に撮影の都度位置情報を記録できるようなので、来年後半くらいに実用化されるのを期待しましょう。
記事を読むと複雑そうですが、普段は位置誤差数kmのデータを1mAの微量電流で衛星から受信しておいて、撮影の瞬間に30m~100mAの必要電流を流して正確な位置情報を衛星から取り込むということで、電力の消費を押さえているのだそうです。

080523_gps_chip_2+--------------------------------------------------------------------+
デジタル・カメラ向け、1mA消費のGPSチップ
nabeshin による 2008年05月22日 14:34 の掲載 (テクノロジー)
デジタルカメラにGPSチップが載る日 部門より
http://slashdot.jp/hardware/article.pl?sid=08/05/22/0334207
+--------------------------------------------------------------------+
maia 曰く、
英Air Semiconductor社は携帯型電子機器向けGPS受信チップ「Airwave 1」を開発し、検証を終えたと発表した(eetimes.jp:「エア社が1mA消費のGPSチップ開発」、日本語PDFのプレスリリース)。位置情報を得るまでの時間が25ms程度と短く、消費電力も少ないのが特徴。数km程度の精度の「Coarseモード」と、3~4mの精度の「Preciseモード」を使い分け、通常は前者で常時位置を把握し、シャッターを押した瞬間に後者に切り替える。室内では、最後に記録した座標を記憶している。第一世代はデジタルカメラ市場向けで、2009年第3四半期に量産開始予定。 デジタルカメラにはGPSが殆ど標準搭載でも構わないと思っているので、こういう製品は大いに期待したい。なお携帯電話向けは第二世代の「Airwave 2」となる


http://www.eetimes.jp/contents/200805/34685_5_20080520111203.cfm

「EE Times Japan」無料読者受付中!
「位置情報を25msで取得可能」、
エア社が1mA消費のGPSチップ開発 (2008/05/16)
80523_gpschip_photo 英Air Semiconductor社は、位置情報を得るまでの時間が25ms程度と短い、携帯型電子機器向けGPS用受信チップ「Airwave 1」を開発し、動作の検証を終えたと発表した(参考記事)。建物内部でも、位置情報が得られると主張する。GPS用高周波(RF)回路とDSP、マイクロ・プロセッサを集積したもので、受信したGPS信号を基に位置情報を算出して出力する役割を担う。
 今回、GPS衛星をトラッキング(捕捉)して信号を受信する際の消費電流を平均1mAと極めて小さく抑えたことで、「バッテリ駆動型の携帯型電子機器でも常時チップを動作させて、継続的にGPS信号を受信することが可能になった。この結果、極めて短い時間で位置情報が得られる」(同社のCo-FounderでVice President Marketingを務めるStephen Graham氏)とする。しかも、継続的に得ている位置情報はチップ内部のメモリーに記録するため、屋内に入ってGPS信号が受信できなくなった場合でも、最後に記録した位置情報を利用できる。

 同社はまず、潜在的な市場規模が大きいデジタル・カメラ市場に開発品を売り込む。撮影した写真に位置情報を付加するジオタギング(Geotagging)機能に使えるとする。「カメラ・メーカーが長い期間、採用を検討してきた機能であるにも関わらず、現在は特殊用途向けや高級機のごく一部に採用されるにとどまっている」(同氏)。2008年末ころにサンプル出荷を開始し、2009年第3四半期(2009年7月~9月)に量産を開始する予定である。

位置精度の調整で1mA達成
 消費電流を小さく抑えられた理由は、位置精度の高低を調整する仕組みを用意したことにある。一般に、位置精度とGPSチップの消費電流の間にはトレード・オフの関係がある。すなわち、消費電流が大きければ、小さいものに比べて高い位置精度が得られる。
 
 今回開発したAirwave 1では、数kmと低い精度で位置を算出する「コース(Coarse)モード」と、競合他社品と同等の3~4mの精度で位置を算出する「プリサイス(Precise)モード」を用意しており、この2つを使い分ける。デジタル・カメラを例に採ると、通常はコース・モードで動作させておき、撮影ボタンが押されると瞬時にプリサイス・モードに切り替えるといった使い分けをする。これによって、「数時間というオーダーで平均すると、消費電流は1mAと小さく抑えられる」(Graham氏)とする。RF回路とDSPを構成するハードウエア回路のアーキテクチャや、マイクロ・プロセッサで動作させるソフトウエアのアルゴリズムに工夫を施すことで、位置精度を調整する仕組みを実現したという。
 
 現在同社は、携帯電話機などに向けた第2世代品「Airwave 2」の開発を進めている。このチップでは「ホット・ゾーン」と呼ぶ、さらに複雑なモードを用意する。これによって、例えば自宅に近づいたときに携帯型電子機器に何らかの動作をさせるといった、位置情報に基づいたさまざまなアプリケーションを実現できるようになるという。

 なお、「現在市場に投入されているGPSチップでは、GPS信号の受信を始めたのち位置情報が得られるまでの時間である「初期位置算出時間(TTFF:Time to First Fix)」が、長ければ数分程度になる。さらに、建物内部では位置情報が得にくい」(同氏)という課題がある。「消費電流がGPS信号を受信しているときに30m~100mAと大きい」(同氏)ために、位置情報が必要なときにのみチップを動作させて、GPS信号の受信を始める仕組みを採る。従って、GPS機能を利用するたびに利用者はTTFFに相当する時間、待たされることになる。さらに、トラッキングを開始したときに利用者が屋内にいれば、GPS信号を受信することすら難しいという。
(前川慎光)

参考リンク >> 英Air Semiconductor社(ホームページ)
連 絡 先 >> 英Air Semiconductor社の日本代表事務所、電話03-5579-9284

Posted on 5月 23, 2008 at 02:57 午後 |

コメント

コメントを書く