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2004.09.30

040930 江若国境尾根:能登越・藪刈り&旧道探索

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江若国境尾根・能登越ルート図
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江若国境尾根・能登越ルート断面図

江若丹国境尾根第48回/能登越・藪刈り&旧道探索 計画
                         平成16年9月30日
                          山歩仲間 きよもり
長い前置き:
 9月18~20日にUOさんときよもりの2名で近江坂を歩きました。スタートは近江今津からタクシーで20分、ビラデスト今津の平池。尾根通しによく踏まれた明るい道を上り、河内谷粟柄林道を横切っておなじみの国境尾根に乗り、大御影山では、幻の水場も確認できました。初日は、三重岳への分岐(仮称・小御影山)で幕営。
 翌日、素晴らしいブナ林を30分余り辿り、P784mの関電道の「火の用心」の矢印を左折して国境尾根から離れ、広い支尾根の緩い下り道を、昔はここを馬がお坊さんを乗せて通ったのかとイメージしながら、能登郷跡に降り立ちました。能登郷跡の広い湿原を散策後、天増川林道を10分ほど上がり、「小浜山の会」が付けていただいた赤い布を目印に能登越に突き上げる杉の枝がかぶった支谷に入りました。この谷を能登野からお坊さんが降りてこられたとはいえ、現在は大雨などのせいで完全に旧道は崩れていて残念でした。岩がごろごろする急な谷に所々残された目印を頼りに、わずかな踏み跡を登り切ると峠の手前でようやく近江坂の旧道が現れ、登り切ると能登越の広い茅原に出ました。ここから能登野へ下る山腹沿いの道を確認して、再び国境尾根を三十三間山に向かい、地元の有志が根曲がり竹を刈り払っていただいた草原状の尾根を轆轤山まで進み、少し先の鹿の楽園で二日目の幕営。時期的なものか鹿の群生は見られませんでしたが、鹿の夜泣きを聞きながら小浜の灯を足下に、星空の野営は快適でした。
 最終日は、倉見峠への分岐で国境尾根から西に続く尾根に入り、急坂を下って小峠で畦谷へ50mほど強引に下りました。谷の源流から20分下ると林道で、さらに天龍神社を経て新道村を抜けると小浜街道(R303)で、山歩を無事終わらせました。

積み残し:
 近江坂は金久昌業氏の「北山の峠」では、9年間も旧道探索をされて、近江の酒波寺から能登野に至るルートを再発見されています。中間部の能登越に上がる谷は旧道が崩壊していますが、あとは往時の姿が保たれていて快適に歩けました。
 今回は、歩き残した能登野から能登越までを歩きたいと思いますが、どうしても引っかかるのがJR十村駅東の能登神社から支尾根を登り、マイクロ跡に通じる松波新道の上部に残る深くえぐれた道跡との関係です。能登野からの近江坂の旧道がどのルートを通っていたのか、果たして金久氏や小浜山の会の皆さんが通られた能登野林道奥からの尾根通しなのか、あるいはもっと大きく山腹を巻いて松波新道と接しているのかを確認してみたいのと、2日間ありますので2人で鋸を片手に天増川林道までの崩壊した谷に茂る杉の下枝も刈りたいと思います。

日 程:平成16年10月2日(土)~3日(日)
参加者:山歩仲間/NWHさん、きよもり 2名
行 程:
 10/2 JR灘5:40⇒6:15大阪6:24⇒快速⇒7:00京都7:07⇒(湖西線)⇒8:05近江今津8:15⇒JRバス⇒8:53上中9:00⇒タクシー⇒9:20能登野林道入口
  林道入口(9:30頃)→50分→登山口→90分→能登越(昼食・荷物デポ)→13:00~16:00藪刈り&旧道探索→17:00能登越(幕営)
 10/3 能登越(7:00頃)→7:00~10:00藪刈り&旧道探索→能登郷跡→90分→P784mの関電道(12:00頃・昼食)→20分→大日岳△750.9M→30分→マイクロ跡→30分→林道三十三間山登山口→30分→能登越(16:00頃・撤収)→80分→登山口→50分→林道入口→20分→JR十村
  JR十村19:18⇒JR小浜線⇒19:30上中20:35⇒JRバス⇒21:13近江今津21:31⇒湖西線⇒22:32京都22:51⇒新快速⇒23:40三ノ宮
費 用:一人 ¥5,000
交通費:一人¥3,620、食費:¥1,000
近江今津~上中 ¥960、上中~能登野林道入口 約¥3,000(一人 ¥1,500)
十村~上中 ¥200、上中~近江今津 \960
参考:JR三ノ宮~近江今津 \2,210(昼特利用は¥580+¥950=¥1530)

ξ
■P きよもり 【山歩仲間】
 ̄ URL : http://morii3.cocolog-nifty.com/
E-mail : KGH03517@nifty.com
_/_/_/_/_/ 04.09.30 12:49 _/_/_/_/_/

参考までに、地元で組織的に活動されている、「小浜山の会」のHPの記事を引用させていただきます。
ファイルのダウンロード

小浜山の会 http://w2452.nsk.ne.jp/~ryouji-f/
    山の最新情報です(各山の概要と合せてご覧下さい)
       <「若狭の山々」発刊以降の情報を提供しています>
山名 大御影山
最近の状況 2001.10.7 ○粟柄林道県境の手前200m位の所で道路工事のため通行止めになっていました。この位置なら少し手前に車を置いて歩いてもたいしたことありませんが、工事位置によっては歩く距離が長くなります。事前に道路状況を確認してから行った方が良さそうです。
2004.6.7 ○近江坂に登る能登野林道が、2004.8.31まで通行止めになっているとの情報を頂きました。なお、歩いては、通行できるようです。
2004.6.20 ○近江坂の道と、能登越から小御影山に向かうコースを、下の新しいコースに追加しました。
   
新しいコース ○近江坂
 近江坂は、三方町の能登野から、大御影山を経て、滋賀県今津市の酒波寺まで続く峠道である。このうち、能登野から、大御影山手前のP784までを紹介する。
 国道27号線を小浜方面から敦賀に向かい、倉見峠を越えた三方町倉見集落手前で、バイパス道・三十三街道に入る。三十三間山登山口を過ぎ、約1km行ったところにある能登野林道に入る。林道は通行止めとなっているので、バイパス道沿いの邪魔にならない所(林道入り口から100m程先(三方側)左手に空き地あり)に駐車する。
 能登野林道に入り、30分程で水道取入れ口があり、さらに15分程で、林道終点となる。ここは、沢の二股となっており、間の尾根の左手に登山道がある。
 しばらくは、道が少しわかりにくいが、10分程もすると、深くえぐれた古道となる。その先は、しっかりした道がジグザグに尾根を登っていく。このあたりは、植林はなく、広葉樹林の気持ちよい尾根である。1時間弱で、道は右にトラバースしていき、沢を2回横切る。このあたりから、周辺の小木が行く手を邪魔するが、すぐに能登越の峠に着く。峠付近は、風が強いのか、木は生えておらず、カヤの原となっている。西側には、三方町方面の視界が広がっており、目を東側に転じれば、三重嶽やこれから向かう大御影山方面の尾根の展望が広がる。
 能登越から南に行けば、三十三間山、北に行けば小御影山を経て、大御影山方面に向かう。
 これから目指す能登郷は、東側の谷筋を下っていく。峠から東側を見ると、谷筋に下っていく道がすぐに見つかる。この道を下っていくと、しばらくはしっかりとした道が続くが、その先道は消失するので、その先は谷筋を強引に下っていく。細い谷なので、さほどの苦労もなく下っていくことが出来る。30分程下ると、突然林道に出る。福井県と滋賀県の県境にある国道303号線沿いの天増川集落から続く天増川林道で、この先は小御影山手前にある無線中継所跡地に続いている。
 林道に出たら、少し林道を下る。左手に湿原が見えてきたら、降りやすい所から湿原に下りる。ここは昔、能登郷という集落のあった地点で、東側の山裾には炭焼きがまの跡や石積みなどが残っている。
ここからは、東側の尾根にある送電線鉄塔を目指して登ることになるが、今回の山行では取り付きが見つからなかったため、近くの尾根に取り付いた。道はなかったが、林は疎林で、藪漕ぎの必要はない。途中で、右から道が合流してきたので、もう少し下流から取り付けば良かったのかもしれない。尾根に取り付いて約30分で、送電線鉄塔に着いた。その先は、しっかりした巡視路があり、もう1本の鉄塔を経由して、尾根を歩くこと30分で、小御影山から大御影山へ続く主稜線線上のP784付近に着く。
この先は、右に行けば、大御影山を経て、粟柄谷林道(河内谷林道)に出ることが出来る。(当HPの大御影山の項もしくは、ガイドブック「若狭の山々」参照)
なお、林道から先は、今津町のビラデストを経由して、酒波寺まで近江坂の道は続いている。

コースタイム
 林道入口→(0:50)→登山口→(1:20)→能登越→(0:30)→林道→(0:10)→能登 郷跡→(0:30)→送電線鉄塔→(0:30)→P784→(2:00)→大御影山→(0:45)→粟 柄谷林道→(2:00)→ビラデスト今津


○能登越から小御影山(P750.9)
 近江坂の道は、金久氏著「北山の峠」によれば、能登越から一旦能登郷に下ってから、大御影山に続く稜線に登り返していたようであるが、現在稜線沿いに小御影山、大御影山に向かう道が整備されており、近江坂の古道よりも簡単に大御影山に行くことが出来る。
 能登越からは、北に続く尾根に道が付いており、その道を登っていく。登りつくとなだらかな道となり、両側は細い木々の覆われている。やがて道は下っていき、木の階段を下ると、林道に出る。この林道は、天増川林道で、ここまで20分程である。この先は、林道を登っていく。20分程林道を登っていくと、突然広大な広場に出る。ここは、元無線中継所のあった所で、現在は撤去されており、整地されている。
 この広場を突っ切り、北の端まで行くと、「近江坂入口」の看板がかかっている。ここからもなだらかな道が続いており、約15分ですばらしいブナ林が現れ、新庄への分岐となる。その先すぐのところに三角点があり、小御影山の小さな看板が置かれている。この先は、良い道が大御影山に向かって続いている。この先は、当HPの大御影山の項、もしくは、ガイドブック「若狭の山々」を参照されたい。

コースタイム
 能登越→(0:20)→林道→(0:20)→無線中継所跡→(0:15)→小御影山 

Posted on 9月 30, 2004 at 12:58 午後 |

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